冬の星座 オリオン座～スマホで写真をとってみた

こんにちは、十和田櫂です。

10月も下旬。そろそろ冬の星座も夜空をにぎわせ始めています。冬の星座の代表と言えばオリオン座。こちらのブログではオリオン座の基本情報、撮影してみた写真、見える時期・方角をご紹介します。冬の大三角形、ダイアモンドも撮れましたので見てみてくださいね～

オリオン座を撮ってみた

撮影備忘録

今回の撮影はホームグラウンド、横浜市 根岸森林公園。2020年10月25日夜明け前に撮影しています。根岸森林公園での星空撮影についてはコチラの記事もご参考ください！

• 撮影時間 AM 4:00～5：00ごろ
• 撮影場所 根岸森林公園
• お天気　快晴
• 気温　13～15℃くらい
• 風はほとんどなし
• カメラ　Xperia1ii

シミュレーション星図
ちょっと贅沢に冬の大三角形、冬のダイアモンドも写るといいかなとシミュレーション。

Stella Navigator11（Astro Arts) にてシミュレーション

撮ってみた！

Xperia1iiでの撮影です。Xperia1iiやスマホで星を撮る設定などは↓の記事も是非あわせて読んでいただければと思います。

Xperia1ii カメラを使ってみた～初心者による初心者のためのレビュー

スマホで星空を撮影したい！絶対撮れるコツ教えます。

旧一等馬見所をバックにオリオン座と冬の大三角形

撮影時間　AM4:17
f/2.2
ISO感度：200
シャッタースピード：8秒

旧一等馬見所の上空に輝くオリオン座。街路灯の明かりの影響を受けるのでISO感度は低めの200。オリオン座、こいぬ座、おおいぬ座を写すことができました。冬の大三角形できあがり！

星つなぎしてみました。冬のダイアモンドは無理でしたね😓

冬の木とオリオン

森林公園の芝生広場ー昔ゴルフ場でもあった広い場所にぽつりぽつりと木があります。冬の木の枝にかかるオリオン座。ベテルギウスが赤く撮れました。f値が1.7だからなのか、余計な明かりが少ないからかな。

撮影時間　AM4:27
f/1.7
ISO感度：200
シャッタースピード：8秒

冬のダイアモンドは・・・

ついに。冬のダイアモンドを捉えることができました。冬のダイアモンドはオリオン座リゲル、おおいぬ座シリウス、こいぬ座プロキオン、ふたご座ボルックス、ぎょしゃ座カペラ、おうし座アルデバラン。明るいリゲル、シリウス、プロキオン、アルデバランが目に付くのでそこから探しましょう！

撮影時間　AM4:47
f/2.2
ISO感度：200
シャッタースピード：15秒

すこしわかりづらいので、Photoshopでレタッチ。にじみ星加工。

では星つなぎ・・・

星座の基本情報

冬の空に大きく輝くオリオン座は見つけようと思わなくても目に入ってきますよね。印象的な三連星を中心にとても見つけやすい星座です。また、α星 ベテルギウスは、こいぬ座 プロキオン、おおいぬ座 シリウスとあわせて冬の大三角形を形成しています。

いつどのあたりにみえるかな？

こちらのブログでは10月25日の明け方に撮影しましたが、これから冬の時期は何時ごろ、どの方角にみえるのでしょうか？

基本的には東南東～南東の空にみつけることができます。シミュレーションしてみましょう。

11月半ばと12月半ばの空のシミュレーション画像です。21時の関東圏の空。時間がたつにつれて南の天に高く昇っていきます。月を追うごとに地平線から顔をだす時間が早くなりますので、1月以降は20時くらいから見えると思いますよ。

11月半ば

11月15日 21:00の空。東から東南東にオリオンが昇ってきていますね。

Stella Navigator11（Astro Arts)にて作成

12月半ば

12月15日21：00の空。東南東から南東にかけてオリオンがみえています。冬の大三角形、ダイアモンドも見つけることができますよ～

Stella Navigator11（Astro Arts）にて作成

基本情報

まとめ

いかがだったでしょうか？冬の空。雄大なオリオン座にはじまって、大三角形、ダイアモンド。他にもにぎやかな冬の星座の季節です。寒くなりますが、ふと夜空をみあげてみませんか？

• オリオン座はとっても大きく見つけやすい！
• 11月半ばからは夜の21時ごろから、時期をおうごとに地平線から昇る時間が早くなる
• 方角は東南東から南東、時間をおうごとに天に昇る
• 冬の大三角形、ダイアモンドもあわせて探そう！

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