Xperia1ii カメラを使ってみた~初心者による初心者のためのレビュー

撮影入門ースマホ編

こんにちは、十和田櫂です。今回は僕の使っているXperia1iiのカメラについてレビューしてみたいと思います。特に初心者の僕が使って撮影してみた写真、設定、感想をお伝えいたします。結論から申し上げますと初心者でもとても使いやすい、簡単にキレイに撮れるカメラです。

気軽にスマホで写真撮影を楽しみましょう~

簡単に撮れるワケ

東十条くん
東十条くん

十和田くん、Xperia1iiってこだわってるけど、なんで?

十和田くん
十和田くん

レンズのクオリティ、アプリの使いやすさで簡単キレイに撮れるんだ

ということでまずはごく簡単にXperia1iiのカメラとアプリのすごさについてご紹介しますね。カメラの使いやすさはレンズとアプリ。どんなスゴさがあるのでしょうか?

ハード編~レンズ

レンズは3種類

Xperia1iiは3つのレンズを搭載しています。焦点距離の異なるレンズで超広角、標準、望遠を選ぶことができます。メインは焦点距離24㎜のレンズ。
  • 焦点距離 16㎜   f/2.2 超広角 1,220万画素
  • 焦点距離 24㎜ f/1.7 標準  1,220万画素
  • 焦点距離 70㎜   f/2.4 望遠  1,220万画素

つまり、シーンにあわせて使い分けができる、撮影の幅が広がるということ。また、望遠レンズを使うことで遠くのものもはっきり撮影できます。

ZEISS T*って?

東十条くん
東十条くん

「ZEISS T*」って書いてあるけど何?

十和田くん
十和田くん

はい、これもポイントなんですよ

まずZEISSというのは、ドイツの光学機器メーカー「Carl Zeiss」です。つまりCarl Zeiss社が認定した世界最高峰のレンズということです。

T*というのは、ティー・スターと読みます。これはレンズ表面にコートする特殊な表面処理。表面反射を抑え、取り込んだ光をより確実にカメラセンサーに届けることができます。レンズフレアを抑えたり、夜景やライトの撮影で光が飛んでしまったりしづらくなります。

3D iToFって?

3D iToFとは、一言で言うと・・・オートフォーカス性能が格段にあがる!ということ。

センサーから赤外線が縦横に広がり、撮影領域を大きくカバー。43,200点ごとに測距することでオートフォーカス性能を大幅に向上します。(SONY公式ページより)

東十条くん
東十条くん

もともとのレンズスペックが高いから簡単にキレイに撮れるんだね!

十和田くん
十和田くん

詳しく知りたい方はコチラ(Sonyページへ)

アプリ編~Photography Pro

東十条くん
東十条くん

このすごいレンズを使いこなうのは難しいのじゃない?

十和田くん
十和田くん

大丈夫。内蔵アプリ Photography Proを使えば簡単キレイに撮れるよ

Photography Proの基本情報

Photography Proは、デジカメと同様に、フルオート(AUTO)、プログラム(P)、シャッタースピード優先(S)、マニュアル(M)、とモードを選んで撮影できるアプリです。 またシャッターは本体のシャッターボタンを物理的に押す操作。 写真を撮影する、という行動にコダワリをもったソニーならではの設計。

レンズ操作も簡単、ホワイトバランス、露出補正も可能。これだけできればすでにデジカメ!

フルオート~シングルオートフォーカスで十分すごい

まずは初心者でも簡単にフルオート。昼間の撮影であればフルオートで十分キレイな写真が簡単に撮影できます。

コツは、ひとつだけ。シングルオートフォーカスに設定します。Photography Proの画面右下、AF-Sと表示されているところを確認。アプリを立ち上げるとAF-Cとなっているのでここをクリック、AF-Sへ変更します。

AF-Sにすると何ができるかというと、フォーカスを自由に変えられます。中心に表示されている□がフォーカスです。好きな部分をタップするとそこにフォーカスを合わせることができます。

たとえば、彼岸花。お花のあたりにフォーカルをもっていくと背景がぼやけていい感じ!

Manualモードで応用編

マニュアルモードでは、ISO感度、シャッタースピード、露出補正、さまざま設定できます。明かりのある昼間、静止写真であればフルオートでも十分です。動きのある写真であればシャッタースピード調整の出番。

夜景や星、月はマニュアルモードでいろいろ設定。月の撮影についてはコチラ、星空の撮影はコチラもご参照ください。

次の撮ってみた、では写真と設定をご紹介します。いろいろ組み合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか?

撮ってみた

逆光

山下公園の日の出~フルオートで撮影。写真のキャプションに撮影時のレンズ、フォーカスを記載しています。

■標準レンズ:水の守護神から朝日を臨む

標準レンズを使用しています。手前のお花にシングルフォーカスをあてて遠近感をだしてみました。
お花に近く、下から撮影しています。

■標準レンズ:朝日にすけるバラ

これも下から上へレンズを向けて撮影しています。朝日がストレートにレンズにあたらないようにすると光がとばずうまく逆光を活かせます。バラの花びらも滑らかに撮影できました。

■望遠レンズ:氷川丸からの日の出

望遠レンズで太陽にフォーカスして撮影しています。氷川丸のボディがうまく影になってコントラストのついた写真が撮れました。

お花

フルオート、標準レンズで撮影しています。お花は寄って、フォーカスがあうところでシャッターをきるとディテールもくっきり出てきます。

標準レンズにて。フォーカスを大まかにお花にあてて。背景がうまくぼやけて透明感のある写真になりました。

昼間

昼間の撮影はいろいろ気にせず、アングルを変えて撮影してみると面白いですよ!キャプションに撮影時のコメントしてみますね。

超広角レンズにて。下から見上げるようなアングルで撮ると、なんとなく車の広告みたいに!

超広角レンズにて。夕陽をバックに。雲と光、街のコントラストがうまく表現できました

犬吠崎灯台にて。標準レンズで思い切って空を撮影。鉄塔のディテールもよく捉えられてます。さすがZEISSレンズ。

夜景

夜景もフルオート、AF-Sで結構いけます。慣れてきたらマニュアルで設定を振ってみると面白いかも。僕はまだそこまで行っておらず・・・

夜景を撮影するときは手振れが肝です。三脚かどこかに(手すりとか)固定することをオススメします。明かりがぶれてしまわないようにということです。

標準レンズにて。金網ごしの夜景。ちょっとぶれちゃってますね・・・

手すりに固定して撮影したので光が安定してます。

超広角レンズにて。レストランの窓際から固定して撮影。

グルメ

食材やお料理はカメラを接近させて撮影すると面白いです。こちらもシングルオートフォーカスで手前に焦点をあわせるとくっきり写って奥行きがでてきます。
グルメ写真は、とにかく寄る!を覚えていればたいていインパクトある写真になります。

グラスの水滴。おもわずビール飲みたくなります!

お肉の赤、野菜の艶、うまく再現されました

お料理にフォーカス。お店の雰囲気も伝われば

星空

星空撮影の基本はそれほど難しくありません。カメラを固定する三脚とマニュアル設定アプリがあれば十分可能です。Xperiaには内蔵アプリ Photoproがあるので簡単に設定、撮影できます。

基本は①ISO高め(200~) ②シャッタースピード遅く(10秒~)、この二つです。ロケーションや月明かりなどによってISOとシャッタースピードは調節してみるとよいです。

撮影方法についてはこちらの記事もご参照ください~また撮影記録も他の記事でアップしていますので是非ご覧ください。

一枚目の写真はスマホ撮影のみ。二枚目はPhotoshopでにじみ星加工しています。つまりスマホ撮影でもレタッチ次第で十分、星空撮影が楽しめます☆彡

月の撮影は、星空と異なり 、①シャッタースピード速めです。②ISOはシャッタースピードとのバランスで徐々に下げていくと楽だと思います。 月の撮影にご興味ある方はコチラの記事をどうぞ。

一枚目は天体望遠鏡にスマホをアタッチして撮影。

つぎはスマホオンリーで撮影。望遠レンズを使い、さらに光学ズームで拡大して撮影。

まとめ

いかがだったでしょうか?Xperia1iiのカメラレビューでした。結論はひとこと。

初心者でも簡単にキレイな写真が撮れます!

  • 昼間や十分あかるい場所ではフルオートでOK
  • フォーカスモードは、AF-S。 フォーカスする場所を指定すると背景ボケていい感じ。
  • 夜景はシャッタースピードを速く、三脚で固定
  • 星空、月はマニュアル設定要

まだまだスマホカメラ、スマホ撮影の奥は深いです!これからも修行して修行録をアップしていきますね~ ぽちっと応援よろしくお願いいたします。

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